地域家畜糞の堆肥化施設事例 – 株式会社ミライエ

CASE STUDY

導入事例

2021.11.03 プラント 家畜

地域家畜糞の堆肥化施設事例

近年環境問題は世界中で益々大きな問題となっています。

今回当社製品を導入したこちらの地域は、畜産業が盛んで地区の大多数の農家が家畜を飼育しています。

しかし、大量の家畜糞はうまく堆肥化されず野ざらしとなっていた為、水質汚染と土壌汚染が地域の大きな問題となっていました。

そこで全国に肥料販売を展開しているB社は、問題となっていた地区の家畜糞を1ヶ所にまとめて処理する堆肥化施設の建設をされました。

また、臭気による公害を防ぐため、多孔質ガラス脱臭システムの導入もされました。

処理手順としては、

  1. 家畜糞と副資材(ピーナッツ殻)を処理物混合装置にて攪拌
  2. 高圧通気システム イージージェットにて通気を行う
  3. 熟成ヤードにて堆積。
  4. 生産した堆肥は完熟堆肥として販売

当社製品を導入することにより35日で完熟堆肥となり、年間を通じて4,000tの処理が可能となりました。

出来上がった堆肥は販売も出来、循環型農業の実現となりました。