汚泥・野菜くずのリサイクルで処理量アップ&電気代削減(導入先:N社) – 株式会社ミライエ

CASE STUDY

導入事例

2021.10.05 イージージェット

汚泥・野菜くずのリサイクルで処理量アップ&電気代削減(導入先:N社)

高圧通気の導入により、処理量が大幅増加。通気にかかる電気代も削減できた

場所茨城県
処理物および処理量100t/日 汚泥、カット野菜等
概要高圧通気の導入により、処理量が大幅増加。通気にかかる電気代も削減できた

実施策と効果

施設/設備の拡充による処理量の増加堆肥舎増築により処理量拡大しました
通気の改善による処理量の増加高圧通気導入により、冬期の発酵が安定&発酵期間短縮(60日→45日)し、処理量が増加しました
通気の改善による発酵温度上昇高圧通気により、冬期でも短期間で発酵温度上昇するようになったため、発酵期間短縮が図れました
電気代の削減これまで多段式ブロワにより多額の電気代がかかっていたものを、高圧通気方式に切り替えたことで半額以下に抑えることができました

N社様は、汚泥、生ごみ等を堆肥にリサイクルする会社で、受け入れ量は年間2.1万トンに及びます。

このたび食品ゴミの業容拡大に伴い堆肥化設備の増設を図ることとなり、イージージェットの導入を決定されました。
増設した施設では、受け入れた食品ゴミを木くず等と混ぜ、堆肥舎に堆積して発酵します。床面にはイージージェットが埋設してあり、高圧通気による発酵促進で温度が上昇します。

堆積した原料は30日で堆肥化が完了します。

N社様ではこれまで、既存設備にブロワを設置して通気を行っていましたが、冬期の発酵温度の立ち上がりを重視して、イージージェットの導入を決められました。

導入前はブロワのみで45日間かかっていた処理工程が、導入後はイージージェット7日間、ブロワ21日間の合計28日間に短縮できました。

これにより、23%の発酵槽面積拡大で処理量40%アップを実現。

大きな経済効果が達成できました。

冬季の厳しい条件でも確実に発酵温度が上昇するため、当施設の所長様からは、「より良い品質の堆肥の生産が、短期間で可能となる技術であると認識している」との評価をいただいております。