寒冷地での食品ごみ堆肥化事例-青森県(導入先:青森県) – 株式会社ミライエ

CASE STUDY

導入事例

2021.10.08 イージージェット

寒冷地での食品ごみ堆肥化事例-青森県(導入先:青森県)

場所青森県
処理物食品ゴミ(一般廃棄物)
概要寒冷地の生ゴミ堆肥化施設にイージージェットを設置し、温度等の発酵の改善をしました

寒冷地の堆肥化施設

青森県内の本施設は、原料受入ピット棟にて原料を破砕・混合したのち、発酵槽にて切返しながら堆肥化するという流れでした。
しかし、

  • 堆肥化期間が長い
  • 発酵温度が上がりにくい。特に冬期は処理が不安定になる
  • 徐々に処理量が増えてきているが、施設のキャパが限界


といった課題があり、これまで運転方法等で様々な工夫を試みたものの、根本的な解決に至っていませんでした。

そこで当社では、3つある堆肥棟の1つにイージージェットを設置する方法をご提案。

そのうえでお客様には同種の施設を視察していただき、導入をご検討いただきました。

当社では、施設が稼働した状態で施工することも多いのですが、今回も出来るだけ現場の運転に支障が及ばないよう、現地での作業期間を短縮して施工いたしました。

使用開始後の様子です。

冬季間の設置で、寒冷期に使用開始となりましたが、運転開始からスムーズに温度も立ち上がりました。

当地では冬には外気温が‐10℃を下回りますが、発酵温度は70度程度に達します。

堆積するとすぐに温度上昇するので、処理状態も安定しました。

本施設ではさらに、最適な副資材や配合量など、より効率の高い運転方法などもご提案し、継続的なサポートを行っています。