2021.09.19 ヒータレス
戻し堆肥で敷料代削減(導入先:Y牧場 様)
高圧通気の導入により、処理量が大幅増加。通気にかかる電気代も削減できた
場所 | 熊本県 |
処理物および処理量 | 乳牛糞 成牛育成120頭 |
概要 | 自走式のロータリーとブロワを利用しているが、冬季温度が上昇しない。戻し堆肥として利用したい |
実施策と効果
Y牧場様は海抜約600mで、冬は-10度という厳しい環境の中で乳用牛120頭を飼育されています。
堆肥の処理としてロータリーとブロワ通気を利用していましたが、利用していた副資材が入らなくなり、冬季の堆肥の発酵が進まなくなっていました。
近年ノコ屑代も高騰しているため、戻し堆肥として堆肥を再利用したいという事から、既存配管を利用できるヒータレス温風機の導入に至りました。
牛の寝床が冷えていたことを心配しておられましたが、導入後は堆肥の温度が上昇し、戻し堆肥として利用することが可能となりました。