堆肥温度の上昇で臭気も削減!(導入先:K社)
茨城県で木くず等のリサイクルを行うこちらの施設が、発堆肥温度の上昇で臭気削減を成功させた事例です。
K社様の堆肥化概要
茨城県で木くず等のリサイクルを行うこちらの施設は、刈り草および木くずの堆肥化等を行うリサイクル企業です。
これまでも、年間数万トン規模の堆肥化施設を運営していましたが、このたび処理能力の増強に伴い新工場を建設しました。
安定した発酵温度が保てれば、処理量が多くても堆肥化に問題はありません。
堆肥化施設の臭気対策
臭気対策にあたっては、周辺環境、各施設の状況、 作業環境、脱臭装置メンテナンスの能力等を十分考慮して、適切な対策を 検討することが必要です。
しかし、臭気対策の場合、臭気を発生させてから除去するのは技術的にも、経済的にも負担がかかるケ ースが多いです。
イージージェットによる酸素供給により好気発酵し、悪臭の心配なし
こちらの施設は、木質系の堆肥化を行っています。堆肥を高品質に仕上げるため、上部には散水装置も設置しました。
イージージェットを床面に使用することで堆肥にまんべんなく酸素がいきわたり、常に好気発酵を持続させるため、発酵不良による悪臭はほとんどありません。また、重機による切り返しの作業も大幅に削減できることから、切り返し時に発生する臭気も出ず、堆肥舎内を衛生的に保つことができます。

上部に散水装置を備えた発酵棟