松江南高校様にて、環境に関するフィールドワークを行いました

フィールドワーク開催のご報告です。

このたび10月22日に、当社代表 島田の出身校である、島根県立松江南高等学校にて環境についてのフィールドワークを行ってきました。
松江南高校さんはスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に登録されており、活動の一つとして「SDGs と科学技術フィールドワーク」に取り組んでいらっしゃる中で、4年前からミライエも参加させていただいております。

まずは当社代表:島田より、社会と会社の関わりについての講義からスタート。会社は売上のためだけに機能してるのか、そうではなく、社会から色々なものの力を借りて会社が成り立ち、そこに新たな価値を上乗せすることで社会へも還元される、というサイクルが成り立っています。学生たちも真剣に聞きながら、今自分たちがしている勉強や将来就く仕事が、社会とどのように関わっていくのかを学ばれました。

その後、ミライエの事業である堆肥化について、堆肥はどういったもので何から作られるのか、環境にどのような影響があるのか、などについてお話し、それらを踏まえてグループワークをしていただきました。
「身近な有機廃棄物の年間廃棄量とリサイクル率を上げる方法」というテーマで、2グループに分かれて意見をまとめ、堆肥に拘らずリサイクルという大きな括りについて考えていただきました。
学生たちの着眼点も面白く、発表も分かりやすく、ぜひ弊社に来てほしい、、!と思いながら発表を聞いていました。

それぞれ「コーヒー粕」と「米ぬか」について取り上げてくれました。それらがどんな方法でリサイクルされるか、そのリサイクル率を上げるには?そのために自分が出来ることは?という段階まで考えて発表してくださいました。
年間廃棄量に対して、そんなに捨てられるんだ!という驚きを感じてくれたり、自分の捨てているごみについて考えるきっかけになった、地元で堆肥化をしており悪臭が問題になっているので脱臭がどのように行われるか勉強になった、などの感想をくださいました。

今回、短い時間でしたがインターネットを使いながら学生さんたち自身で調べ、一人一人意見を出し、話し合い、地域のリサイクルや環境について考えていただく機会になりました。発表もしっかりと分かりやすくまとめてくださり、質疑応答の場面でも次々に発言してくださるなど、その積極性と主体性に感激と嬉しさを感じました。

最後には、ミライエが目指す地域、そして地球全体の「循環型社会」についてお話しさせてただきました。
学生の方々はどう受け取ってくれたでしょうか。廃棄物、環境、地域について考えていただける機会が少しでも増えると嬉しく思います。今後も地域での活動を積極的に行っていければと考えております。