豚糞・食品ゴミを約1か月で堆肥化、悪臭公害も未然に防ぐ!(導入先:海外/B社)
大量の家畜糞がうまく堆肥化されず野積みにされ、水質汚染と土壌汚染が当地域の大きな課題となっていました。それらを堆肥化し、臭気問題を未然に防いだ事例です。
- 導入した商品
- イージージェット堆肥化プラントミライエ生物脱臭装置Cモード
- 納入先・場所
- 海外/B社
- 処理物
- 家畜糞・食品残渣
- 課題
- 大量の家畜糞がうまく堆肥化されず野積みにされ、水質汚染と土壌汚染が地域の大きな課題となっていた。それらを堆肥化させ、臭気も防ぎたい。
B社さまの堆肥化概要
地域集落で畜産業が盛んな場所では、大量の家畜糞がうまく処理できず問題となっている場合があります。
今回当社商品を導入した地域でも、畜産業が盛んなため大多数の農家が家畜を飼育しています。
しかし、家畜糞がうまく堆肥化されず野ざらしになり、水質汚染と土壌汚染が大きな問題となっていました。
大量の食品残渣と豚糞を扱う当施設では、今まで野積みになっていた原料を堆肥化するにあたり「イージージェット」「Cモード」や、臭気問題を未然に防ぐため微生物が半永久的に臭気を取り除いてくれる「ミライエ生物脱臭装置」を導入することにしました。
『堆肥化プラント』の建設
全国に肥料販売を展開しているB社は、まず問題となっていた地区の家畜糞を1ヶ所にまとめて処理する堆肥化施設の建設を始めました。
処理手順としては、
1. 家畜糞と副資材(ピーナッツ殻)を処理物混合装置「Cモード」にて撹拌
2. 高圧通気システム「 イージージェット」にて通気しながら堆積
3. 熟成ヤードにて堆積
4. 生産した堆肥は完熟堆肥として販売
当社商品を導入することにより35日で完熟堆肥となり、年間を通じて4,000tの処理が可能となりました。
出来上がった堆肥は販売もでき、循環型農業の実現となりました。
新技術の『ミライエ生物脱臭装置』(多孔質ガラス脱臭)
臭気対策としては、「ミライエ生物脱臭装置」が導入されました。
ロックウールや木質チップ脱臭では取り切れない臭気も、ミライエの脱臭システムを利用することで、高濃度の臭気も瞬時に取り除きます。
脱臭システムの基材に使われている多孔質ガラス材には、無数の微細な気孔があり、アンモニアや硫黄水素などの有機質の脱臭に威力を発揮します。
材質の劣化もほとんどないため、10年以上基材の取り換えが不要となり、ランニングコストが大幅に削減できます。
導入した商品のご紹介
堆肥化装置
イージージェット
切り返し不要の堆肥化設備
特殊ノズルが内部まで酸素を供給するから、重機による切り返し不要で手間いらず。冬季の高温発酵を実現し、良質な堆肥生産を可能にします。
堆肥化複合設備
堆肥化プラント
臭気対策と省力化を両立
ミライエの技術とノウハウを結集し、原料や課題に合わせて、最適な堆肥化プラントをご提案。コストや労力を抑えた安定生産を実現します。
ミライエ生物脱臭装置
従来生物脱臭の4倍の除去能力
多くの堆肥生産業者を悩ませている悪臭問題。従来の脱臭技術の課題である「性能・コスト・設置面積」を多孔質ガラス装置が解決。
堆肥用自動混合装置
Cモード
比重の異なる原料も短時間で混合
混合作業を自動化し、省コスト、省エネルギーを実現!あらゆる有機原料に対応し、比重の異なる原料も短時間で均一に処理します。