大規模汚泥処理施設 低ランニングコスト事例(導入先:北土開発様)
製糖工場から排出される汚泥を、効率よく堆肥化。重機作業を極力減らすことで、少ない人員と重機数で運転し、ランニングコストを低減した事例です。
- 導入した商品
- 堆肥化プラント
- 納入先・場所
- 北海道/北土開発様
- 処理物
- 汚泥、9,000トン/年(最大)
- 課題
- 北海道の極寒地でも、温度を維持して堆肥化を成功させた事例です。
北土開発様の堆肥化概要
本施設は製糖工場から出る汚泥を効率よく堆肥化し、良質な肥料として地域にリサイクルするために建設されました。
冬はマイナス30℃にもなる極寒の地域です。
Cモード・イージージェットを導入
そこで本施設では重機による仕込作業ではなく、
・混合装置【Cモード】で機械的に混合
・エアレーションを高圧通気方式【イージージェット】とすること
以上2点を導入して堆肥化しました。
混合装置で混合し処理時間を短縮、ランニングコストを1/10に抑えました。
また、高圧通気とブロワの組み合わせで、冬期の北海道でも80度以上の発酵温度を実現しました。
ランニングコストを削減した堆肥化施設
その結果、発酵期間の短縮、省力化による大幅なコスト削減、良質な堆肥生産等が可能となり、初期投資と維持管理費の削減に効果を発揮しました。