『イージージェット』で大量の木くずをまとめて乾燥・堆肥化し、臭気も削減!(導入先:K社)
茨城県で、木くず等のリサイクルを行う施設にて『イージージェット』を導入し、大量の木質原料の乾燥・安定した堆肥化に成功にしました。発酵温度の上昇で臭気削減にもつながりました。
- 導入した商品
- イージージェット堆肥化プラント
- 納入先・場所
- 茨城県/K社
- 処理物
- 剪定枝葉、刈草、樹木 年間2万トンの処理能力
- 課題
- 処理能力の増強に伴い新工場を建設し、処理量が多くても短期間で乾燥・堆肥化できるようにしたい
K社さまの堆肥化概要
茨城県で木くず等のリサイクルを行うこちらの施設は、刈り草および木くずの堆肥化等を行うリサイクル企業です。
年間2万トンの堆肥化が可能となるよう施設を増強しました。
大量の原料を短期間で堆肥化させるため、堆肥上部までまんべんなく空気を送ることのできるイージージェットを堆肥舎の床面に埋設しました。
堆肥化フロー
(1)破砕処理した原料をイージージェットに堆積
(2)定期的に散水しながらイージージェットによる通気と切り返しを行う
(3)熟成ヤードで熟成。トータル3カ月で堆肥化
(4)生産した堆肥は、一部ふるい分け後、袋詰めロボットにて自動で袋詰め
『イージージェット』の導入
イージージェットは特殊なノズルで目詰まりもほとんどなく、メンテナンスも容易です。
空気量を調節することで、堆肥の乾燥も自由自在に決められます。
これにより年間を通じて発酵温度が一定となり、安定した堆肥化が可能となりました。
乾燥した堆肥は販売したり、戻し堆肥として再利用が可能です。
使われていなかったものを再利用することで、ますます環境に優しい施設が出来上がりました。
堆肥化施設の臭気対策
臭気対策にあたっては、周辺環境、各施設の状況、 作業環境、脱臭装置メンテナンスの能力等を十分考慮して、適切な対策を検討することが重要です。
しかし臭気が発生してから除去するのは、技術的にも経済的にも、負担がかかるケ ースが多いです。
こちらの施設では堆肥を高品質に仕上げるため、上部には散水装置も設置しました。
イージージェットを床面に使用することで堆肥にまんべんなく酸素がいきわたり、常に好気発酵を持続できるため、発酵不良による悪臭はほとんどありません。
また、重機による切り返しの作業も大幅に削減できることから、切り返し時に発生する臭気も出ず、堆肥舎内を衛生的に保つことができます。