資源が循環し、
もっと活かされる未来を

ミライエの技術は、食品廃棄物や下水汚泥、家畜糞などの地域から出た「ゴミ」を、微生物の力で良質な堆肥=「資源」に変えて土に還し、新たな食物を育むものです。ゴミを減らすことでCO2を削減し、環境負荷を抑制するとともに、資源として再生することで、循環型社会の実現に貢献しています。持続可能な社会に向けて、当社では今後も技術開発に励むとともに、次世代につなげる取り組みも行っています。

ミライエとSDGs

CSRの取り組みを通じて、
SDGsの達成にも貢献してまいります。

「ゴミ」ではなく「循環する資源」に変える
堆肥化設備を世界に広めたい

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任

ミライエの堆肥化設備は、食品廃棄物や下水汚泥、家畜糞、廃菌床、農業残渣、木くずなどのさまざまな「ゴミ」を堆肥化し、「資源」として循環させています。堆肥化設備の課題で多い、悪臭や発酵不良、ランニングコスト等を独自の開発技術とノウハウで解決し、環境保護や循環資源の普及、お客様の夢の実現に貢献しています。

食品廃棄物

循環型で環境負荷の低い社会を目指し
消費電力が少なく、省エネでCO2の排出削減に貢献

  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任

堆肥化の処理過程で発生する消費電力やCO2排出量を独自技術で抑え、環境負荷の抑制に取り組んでいます。年間を通じて堆肥を安定的に生産して、無駄なエネルギー消費を削減するとともに、より一層の化石燃料・資源の効率利用や消費削減の技術開発、新エネルギーの利用を進め、低炭素・脱炭素社会の実現を目指しています。

循環型で環境負荷の低い社会

空き瓶のリサイクル品や
太陽光パネル由来のリサイクル品を商品に活用

  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任

ミライエの脱臭装置の基材は、ガラス瓶や使用済み太陽光パネルを再資源化して利用しています。基材となる多孔質ガラスは、悪臭分解菌が高濃度で定着できるため、高い除去能力を誇り、長期にわたり交換不要です。太陽光パネルは廃棄物問題が懸念されており、事業を通じて廃棄と悪臭の2つの社会課題を解決していきます。

循環型で環境負荷の低い社会

今後は「農業と環境」が重要な世界的テーマとなるため、
資源のリサイクルで、環境保護と強い農業の両立を目指します

Our efforts 学生

学生への教育支援

リサイクル事業やSDGs について
次世代へ教育支援を行っています

未来を担う若者が、環境問題を「自分ごと」として捉え、関心を持ってもらうために、地元高校生に教育支援を行っています。

スーパーサイエンス
ハイスクール(SSH)

島根県立松江南高等学校の教育支援を行いました
「SDGsと科学技術のフィールドワーク」をテーマに、環境問題についてディスカッション

  • 講義を聞く生徒

    2024年講義テーマ

    廃棄物のリサイクル方法、
    リサイクル率を上げるには

    リサイクルの一つである堆肥化について学んでいただき、それらを踏まえ、各グループごとに様々なものの廃棄量、リサイクル方法、そしてリサイクル率を上げるにはどうしたら良いか、自分たちに出来ることは何か、を考えていただきました。積極的な意見や質問が飛び交い、主体的に取り組んでくれました。

  • 意見交換をする生徒

    2023年講義テーマ

    食品ロスの処理方法を模索

    一番身近なごみである「食品ロス」が発生する原因やその影響などふまえ、廃棄以外の処理方法がないかをディスカッションしていただきました。生徒たちからは様々な意見が出され、食品ロスについて考えるとともに、積極的に自分の意見を発言する機会にもなりました。

  • 講義を聞く生徒

    2022年講義テーマ

    身近な資源の代替え案を模索

    ストロー・ペットボトル・ビニール袋の使用量やリサイクル量を調べた後、自然に還る素材や、食物由来の素材の利用といった代替案が出され、他にもビニール袋を衣服に転用する案など、若者らしい柔軟な発想は興味深いものがありました。

  • 話し合いする生徒

    2021年講義テーマ

    畜産による公害軽減方法を模索

    畜産による公害軽減のため食肉禁止になったら、という極端なテーマでしたが、生徒たちはよく調べ、前向きにディベートし、想像以上に多様な意見が交わされました。講義をきっかけに、環境や社会の課題に興味を持ってもらうことを目指しています。