Product – C-mode

比重の異なる原料も短時間で混合、粒状化
混合処理の自動化で、作業コスト90%以上削減

これまで重機で行われていた原料と副資材の面倒な混合処理(仕込み作業)を自動化。従来は均一な混合が難しかった、比重の異なる原料や高分子汚泥も、短時間で処理して粒状化します。腐食しにくいシンプル構造で、長期間にわたり安定した性能を発揮。自動化により人件費、燃料費などの大幅なコスト削減も可能にします。

あらゆる有機性
原料に対応可能

重機では混合しづらい高分子汚泥をはじめ、あらゆる有機性原料に対応できます。

  • 汚泥+おがくず"
    汚泥+おがくず
  • 汚泥+もみ殻
    汚泥+もみ殻
  • 汚泥+戻し堆肥
    汚泥+戻し堆肥
  • 馬糞+牛糞
    馬糞+牛糞
  • 生ゴミ+木くず
    生ゴミ+木くず

短時間で均一に混合し、
堆肥化を促進

堆肥化の第一段階である仕込み作業では、比重や水分量を調整し、均一に混合することが重要です。Cモードはボタン一つで自動攪拌・排出を実現。内部に特殊な羽根を搭載し、1回あたり最大3㎥、2.5tもの原料を、10~30分で処理することが可能です。従来の重機による方法では、団塊状になりがちな高分子汚泥も、均一な粒状に仕上げます。適切な混合処理により、良質な堆肥生産を促します。

Cモード内部

堆肥原料を粒状化することで原料の表面積が増え、好気発酵を促進します。

発酵不良

Before空気が通らず発酵不良

重機に
よる混合
20分間

好気発酵

After好気発酵を促進

Cモード
による混合
5分間

従来の処理方法に比べ、
作業コストを97%削減

従来の重機による仕込み作業と比べて、人件費や燃料費などのコストを大幅に削減することができます。1日の処理量を30tとした場合、作業コストは97%も減少します。さらに、均一に混合することで、その後の好気性発酵を促進。堆肥化の期間短縮や臭気の抑制につながり、全体的なコスト削減にも貢献します。

Cモード導入のコスト比較
1日の処理量を30トンとした場合の比較

Cモード導入事例紹介動画

安定した性能、長寿命を実現

Cモードは車一台分の省スペース設計で、しかも腐食のしにくいシンプルな構造。マテリアルシール防止で、過負荷停止を発生させません。さらに高粘度の原材料でも確実に乾燥させて機械への絡みつきを防ぎ、長期間にわたって安定した性能を発揮することができます。

Cモード
Cモード部位

商品概要

機種C20PH
処理能力容量 最大3m3/回、重量 最大2.5t/回
外形寸法全幅2,230mm、全長4,995mm、全高2,686mm
本体重量3,700kg
電気容量 3相200v 5.5kw
※内容物や使用環境条件により変動します。

オプション

延長投入口
延長投入口
大型の重機にも対応できる、幅広投入口の調整が可能
投入口用ミラー
投入口用ミラー
死角でも安全に確認が可能
リモコン
リモコン
重機に乗ったまま操作可能
制御盤
制御盤
ボタン1つで、運転開始から完了までを自動化
運転モードお知らせランプ
運転モードお知らせランプ
離れた場所からでも、Cモードの運転状況が確認できます
振り分けコンベア
振り分けコンベア
複数の発酵槽に処理物を搬送
付帯
設備
混合物加温槽
混合物加温槽
混合物の発酵温度を24時間で上昇
付帯
設備

その他、排出増速ユニット、汚泥用スクリーン、オールステン、塩害対策塗装などもご用意いたします。
お気軽にご相談ください。