外気温+40℃の温風で、冬季の堆肥化をサポート
短時間で原料を発酵・乾燥
ヒーターを使わない、省エネ運転の新しい温風機です。空気摩擦を利用して熱風を発生させ、堆肥内に供給。発酵温度が上昇しにくい冬季でも、外気温+40℃の温風で素早い温度上昇を実現します。安定した高圧送風だから、粘性の高い原料にも最適。既存のブロワ配管に接続でき、しかも電気代は変わらない省電力・省スペース設計です。
寒冷地でも発酵温度を
素早く上げる
堆肥化に欠かせない微生物は、低温下では活動が鈍くなります。このため原料の温度が上昇しないと、分解・発酵が進みません。ヒータレス温風機は、冬季でも外気温+40℃の高圧温風をムラなく供給して、微生物のはたらきを活性化。高粘度の原料でも短時間で発酵温度を上昇させることができます。
発酵温度を素早く上昇させ、堆肥化の処理量アップ・期間も短縮
Beforeヒータレス導入前
7日目の
発酵温度
45℃
Afterヒータレス導入後
2日目の
発酵温度
80℃
キャスター付きで運搬しやすい
既存のブロワ配管と接続可能
ヒータレス温風機はキャスター付きで可動性が高く、しかも省スペース。汎用塩ビ管の配管なので、既存のブロワ配管に接続でき、設置も簡単です。スペースが限られている場合でも、お好きな場所に設置できて、導入時の施工費用も抑えることができます。
家畜糞・汚泥など、高水分の原料でも短時間で乾燥
家畜糞や汚泥などの、水分を多く含んだ粘性の高い原料は、乾燥が難しいため、これまで多くの生産業者を悩ませてきました。ヒータレス温風機は、高い静圧の温風が高水分の原料にも隅々まで行きわたり、短時間で乾燥が可能。ミライエの技術が、お客様のお悩みを解決します。
ヒーターがないので
同じ電気代で省エネ運転
従来品と異なり、ヒーターを使わずに空気摩擦を利用して高圧の温風を発生。このため、冷風を送る高圧ブロア使用時と同じ電気使用量を実現しました。高性能・高コストパフォーマンスを両立し、しかも環境にやさしい温風機です。
同じ電気代で+40℃の温風を発生
ヒータレス温風機によって浮いた時間や費用を
有効活用できます
糞処理時間
年間800時間削減
※乳牛100頭、ヒータレス11kw×4台の場合
切り返しの手間堆肥化期間の短縮により、時間や堆肥舎スペースに余裕ができます。
戻し堆肥を
敷料化
ヒータレスによって、堆肥を水分の低い状態にした戻し堆肥を敷料や副資材として活用でき、大幅に費用削減。浮いた費用を他の目的に活用できます。
商品概要
モデル | MHL37K | MHL55K |
---|---|---|
電源(3相AC200V 60HZ) | 3.7kW | 5.5kW |
最大風量(m3/min) | 4.2 | 6.4 |
最大静圧 | 40kpa | 40kpa |
吹出温度 | 外気温プラス40℃ | 外気温プラス40℃ |
騒音値 | 92㏈ 防音仕様75db | 92㏈ 防音仕様75db |
本体寸法(mm) | W740×D660 ×H1,405 | W740×D660 ×H1,405 |
重量(kg) | 380 | 385 |