高水分の乳牛糞 真冬でも高温発酵!
久本農産様
冬季になると副資材を大量に入れても堆肥が発酵されなかったが、ヒータレス温風器により瞬時に高温発酵で、今では冬に欠かせないアイテムとなりました。
冬場だけは温度が上がらずどうにもならなかった
「副資材もしっかり入れるし、ブロワも動かしてちゃんと処理していたが、冬場だけは温度が上がらずどうにもならなかった」
毎年冬になると発酵温度が上がらず、どうしても堆肥発酵が進まなかったとの事。
ミライエの商品も耳にしていたらしいのですが、半信半疑だった…と。
高水分野菜残渣の発酵処理に成功という記事を見て
ではなぜそのミライエの製品を今回選ばれたのでしょうか。
「通気や温風だけでこんなに発酵するとは思えなかったが、ホームページに大手企業の高水分野菜残渣の発酵処理に成功という記事を見て、これなら水分の多い乳牛糞でもいけるかもしれないと感じた。それに新しい物好きだから笑」
野菜も生産されている久本さんだからこそ、そこでピンときたのですね。
内部からの湯気も見られたし、目詰まりもなく驚いた
「使用してすぐに変化が感じられた。内部からの湯気も見られたし、目詰まりもなく驚いた」
通気開始2週間で内部に放線菌も確認でき、実際に発酵状態が良いと実感されたようです。
その後も、ヒーターレス導入で堆肥が順調に処理できるようになり、例年は冬になると増えていたノコ屑の量も、ヒーターレス導入後は大幅に削減できたそうです。
コスト削減にもつながったとのお言葉を頂きました。
ヒーターレスは従来のブロワの配管をそのまま利用し、電気代は変えずに温風を堆肥内部に送りこみます。
ただ堆肥を温めるだけではなく、温風を送ることによって堆肥化を促進させることが可能となります。
ヒーターレスが久本さんの冬場の悩みにマッチングしたという感じですね。
これからの畜産業は糞処理で大きく変わる
「これからの畜産業は糞処理で大きく変わる」
皆が持て余している畜糞も、処理の仕方次第で大きな価値を生み出せるので、今後は糞処理をうまくやるかどうかで経営が左右される、と。
長年畜産・栽培経営をした久本様だからこそのお言葉を聞くことが出来ました。
畜糞や残渣の有効利用が要になってくるという事ですね。
「ヒーターレスのランニングコスト、耐用年数などはまだまだ未知数なので不安なところもあるが、それは今後のミライエさんの対応に期待したい。ヒーターレスは堆肥を元々のあるべき状態に戻すという畜産の隙間に入った他にはない商品だから面白いと思う」
今後私たちもお客様の不安を取り除くべく、定期的な訪問やご連絡、皆さんの求められる商品作りを目指して頑張ります。
「春先からの堆肥が楽しみ。ヒーターレスが普及する事により一人でも多くの農家の悩みを解決して欲しいね」
最後に力強いお言葉を頂きました。
毎日忙しくされていながらも、エネルギッシュな久本さんがとても印象的でした。
お客様について
久本農産 様
株式会社 久本農産様は、長崎県諫早市内にあり、住宅地にほど近い場所で長男ご夫婦と一緒に繁殖乳牛80頭の飼育のほか、野菜のハウス・露地栽培をされています。
今回、代表の久本純造氏にお話しをお伺いしました。
導入した商品のご紹介
温風装置
ヒータレス温風機
冬季の発酵・乾燥装置
ヒーターではなく、空気摩擦を利用して+40℃の温風を送る温風装置。既存ブロアに設置でき、処理時間やランニングコストを大幅に削減可能。