豚糞の堆肥処理を省力化(導入先:J牧場さま)
養豚場で周辺環境に配慮し、悪臭発生を抑えたいというお悩みを解決した事例をご紹介します。
- 導入した商品
- イージージェット
- 納入先・場所
- 関東地方/J牧場さま
- 処理物
- 家畜糞(豚約17,000頭)
- 課題
- 周辺環境に配慮し、悪臭発生を抑えたい
J牧場さまの堆肥化概要
関東地方で養豚をおこなうJ牧場さまは年間17,000頭の豚を出荷する農場です。
このたび、周辺環境に配慮し、切り返しが不要で悪臭発生を抑えられるイージージェットの導入を決められました。
実施策と効果
処理量の増加1 | 堆肥舎増築により、処理量の拡大を図りました |
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処理量の増加2 | 高圧通気の導入により、従来処理方と比べて短い期間で堆肥化が可能となり、省スペースで処理量の増加が実現できました |
発酵温度上昇 | 高圧通気により、一年を通じて高い発酵温度を維持できるようになりました |
堆肥品質アップ | 原料の隅々に酸素供給することで、堆肥品質向上が図れました |
導入のポイント
導入のポイントは、作業手間が少ないこと、低コストであること、そして品質の高い肥料生産が可能であること。特にこの農場では、さまざまなバイオマス資源をリサイクルする設備を多数導入され、地域資源の循環活動に非常に力を入れており、永続的なリサイクルの推進のためには高品質な肥料の生産が欠かせません。
今回の導入に当たっては、地元の行政機関からもさまざまなアドバイスをいただくなど、推進の後押しをいただきました。
『イージージェット』の導入
イージージェットの導入面積は450㎡で、発生した豚糞にもみ殻と戻し堆肥を混ぜ、イージージェットの上に堆積させます。
堆積後間もなく
発酵温度は80度弱まで上昇し、そのまま所定の日数が経過したら発酵完了です。切り返しの手間もなく、非常に効率的な肥料生産が可能となります。
発酵開始7日目の状態
堆肥完成
発酵が進むにつれ、画像のように黒く変色してきます。切り返しをしないので悪臭の拡散を抑えられ、さらにこの時点まで発酵が進むと、内部の臭気もかなり消失しています。
ミライエでは高品質な堆肥生産のためのサポートを行っています。ご関心のある方はお気軽にご相談ください。
導入した商品のご紹介
堆肥化装置
イージージェット
切り返し不要の堆肥化設備
特殊ノズルが内部まで酸素を供給するから、重機による切り返し不要で手間いらず。冬季の高温発酵を実現し、良質な堆肥生産を可能にします。