養豚場 コンポストからの臭気を解決・悪臭除去!(導入先:千野ファーム様)
家畜糞による悪臭を、おがくず脱臭から多孔質ガラス脱臭への切替で、瞬時に臭気抑制した解決した事例をご紹介します。
- 導入した商品
- ミライエ生物脱臭システム
- 納入先・場所
- 山梨県/千野ファーム様
- 処理物
- 家畜糞(豚約2,000頭)
- 課題
- 密閉型攪拌方式(コンポスト)から出る家畜糞の悪臭を抑制したい
導入前(おがくず脱臭)
約2,000頭の豚を飼育をしている現場では、一般的な密閉型攪拌方式(コンポスト)による、おがくず脱臭を行っていましたが、家畜糞による悪臭がほとんど取れていない状況でした。
コンポストから出る悪臭を早くどうにかしたいと思い、ずっと他の脱臭装置や処理方法を探していました。
導入後(多孔質ガラス脱臭)
おがくず脱臭から多孔質ガラスに変えた瞬間に、臭いが変わったのがすぐにわかりました。約2000ppmあった臭気が常時200ppmまで下がったので、「ああ、これは本当にすごいものだな」と感じました。
今回使用した多孔質ガラス脱臭とは
畜産においては畜社と堆肥舎と2つの臭気発生源があります。
特に臭気の強い糞尿を処理する堆肥舎については、密閉縦型発酵装置を使用してる事例や、重機または撹拌機械で切り返して空気を供給し、堆積発酵させている事例があります。いずれの方法でも発酵初期のガスは硫黄化合物やアンモニアなどの悪臭物質の濃度が高くなることから、切り返し作業時の臭気には特に注意が必要です。
堆肥舎での従来の一般的な木質チップやおがくずによる脱臭では、使用時間がたつほどに脱臭効果が少なくなったり、入れ替えに時に発生する手間やコストが非常に大きいことが、経営の負担となっています。
ミライエの多孔質ガラス脱臭は、高濃度で菌を基材に定着させることで、一般的な脱臭基材の数倍の除去効果を誇り、ほぼ10年間は基材の入れ替えが不要、循環水を利用しながら電気代も抑えられるので、大幅なコスト削減が可能です。